9. フレームを使えば、上級編


1 フレームの仕組み
最初に、例をあげて、フレームの作り方と、仕組みを説明します。

フレームだけのhtmlファイルに、A枠には、「メニュー」を表示
B枠には、「山の写真」「海の写真」「草原の写真」を表示するとします。

前準備として、それぞれ「メニュー」、「山の写真」、「海の写真」、「草原の写真」のページを作成します。
例:各ページのファイル名
タイトル ファイル名
メニュー   menu.htm
山の写真  mount.htm
海の写真  sea.htm
草原の写真 glas.htm
2 最初に決めておくこと
フレーム枠 フレーム名
フレームA fa
フレームB fb
まず、フレームそれぞれに、名前を決めます。(必ず、半角英数字で
                ↓
次に、フレームページを表示したとき、一番最初に表示されるページを決めます。
ここでは、フレームA(fa)には、「メニュー」(menu.htm)
     フレームB(fb)には、「山の写真」(mount.htm)

このように、表示することにします。

では、この設定で実際にフレームを作ってみましょう。

3 フレームの設定
「新規ファイル」ボタンをクリックして、白紙ページを開きます。
            ↓
メニューバーから、「フレーム」→「フレームの分割」を選択して、
「左右方向」または、「上下方向」を選択します。

さらに分割するときは、分割する画面をクリックして、上の動作を繰り返します。
            
4 フレームの属性




フレーム例
フレームAを右クリックして、「フレームの属性」を選択し、「フレームの属性」タブが開いているのを、確認します。
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 「URL」ボックスの「参照」をクリックして、フレームAに開くメニュー(menu.htm)を選択し、「開く」をクリックします。
            ↓
 「フレーム名」のボックスに「fa」を入力します。
            ↓
 「サイズ設定」が必要なときは、「%値設定」または、「ピクセル値設定」を選択して、右に数値を入力します。
サイズの設定は、フレームの枠をドラッグして変更することもできます。
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 「余白設定」が必要なときは、「左右(または上下)余白を指定する」をオンにして、右のボックスに、ピクセル単位で余白を指定します。
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「OK」ボタンをクリックして、ダイアログを閉じると、フレームAにメニュー「menu.htm」が表示されます。
            ↓
同様にして、フレームBで右クリックし、「URL」に「山の写真」(mount.htm)を選択し、「フレーム名」「fb」を入力してください。
フレームBにも、山の写真「mount.htm」が表示されます。
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フレームのファイルを保存するには、メニューバーの「ファイル」「フレームを名前を付けて保存」を選択して、半角英数字で名前を入力して保存してください。
(例:ファイル名「frame1.htm」

上書きの時も、「ファイル」「フレームを上書き保存」を選択してください。
5 リンクの設定の仕方
「フレームA」→「フレームB」

フレームAで、リンク元の文字列または、画像をクリックして、「リンク」ボタンをクリックします。リンクの「属性」ダイアログが開きます。
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「ファイル名」に、リンク先のファイルを選択します。
(例:「mount.htm」、「sea.htm」、「glas.htm」)
         ↓
「ターゲット」のボックスで「」ボタンをクリックして、フレームBのフレーム名を選択します。(例:「fb」)
         ↓
「OK」をクリックします。

「フレーム」→「全画面」

 リンクの「属性」ダイアログの「ターゲット」で、「全画面」を選択します。

「全画面」→「フレーム」

 全画面表示(たとえば、トップページ)から、フレームページへのリンクは、
 リンクの「属性」ダイアログで「ファイル名」の所に、フレーム枠だけののhtmlファイルを、指定します。
  (例:ファイル名「frame1.htm」)


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