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-- バナーの文字入れ

windowsに付属の、「ペイント」で、ボタンや、タイトルバナーへ文字入れの、仕方を説明します。

1 色数を増やさず、そのまま文字入れする場合
バナーに透過部分がなく、文字色にバナーに使われている色を使う場合※注1
2 色数を増やしてから、文字入れする場合
透過部分のあるバナーまたは、文字色にバナーに使われている色以外を使う場合

(Win98、Win2000以外のOSに搭載されているペイントでは、透過処理は無視されてしまします。)※注2

 色数を増やさず、そのまま文字入れする場合
この場合、注意しなくてはいけないのが、文字の色が、その画像で使われている色以外、使えないということです。



1.「ペイント」を起動して「ファイル」「開く」で、文字入れしたい画像ファイルを、開きます。
 このとき、「ファイルの種類」は、「すべてのピクチャファイル」にしてください。
          ↓
2.ツールバーで、「テキスト」ボタンをクリックし、貼り付けの仕方を選びます。
          ↓
3.カラーボックスで、文字色を選択します。(※注1)

          ↓
4.ドラッグして、文字入力の範囲指定をします。
          ↓
5.書式設定ダイアログが開くので、文字の大きさ、フォントを指定します。(ダイアログが開かないときは、メニューバーの「表示」→「書式バー」をクリックしてください。)

          ↓
6.「4」で、範囲指定した枠の中を、クリックし、文字入力します。
          ↓
7.カーソルが矢印になったときに、ドラッグすると、文字を移動することができます。
          ↓
8.他の場所をクリックすると、文字が確定されます。
          ↓
9.「ファイル」→「上書き保存」をします。
-- おまけ (影つき文字にする方法) --


.影付き文字にするためには、最初に濃い色(影の色)で、文字を記入し、同じ手順で今度は薄い色の文字を記入します。

カーソルが矢印になったときに、ドラッグして1ピクセルずれた場所に移動させます。

※ 左の例の場合、文字色は白で設定していますが、バナーの中に、白がないので、確定するとクリーム色になります。
※注1:文字色について
GIF画像では、画像の中に使われている色以外は、使えません。
入力画面で、たとえば、「赤」で文字が入力されても、確定された時点で、他の色、たとえば「灰色」に変換されてしまいます。

 

2 色数を増やしてから、文字入れする場合
「ペイント」では、透過情報が無視されてしまうため、
透過処理した背景色(白、黒、青など)が出てきてしまいます。

また、「ペイント」は、色数を減らすのが、とってもヘタです。

以上のことから、下記の作業をおこないます。
必要なソフト(「Padie」、「かんたん透過くん」)をインストールしてから、文字入れに取り掛かってください。
尚、上記ソフトは、Windows専用です。
「ペイント」で、バナー画像を開き、色数を1677万色に増やした後、
新たにbmp形式で保存します。
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「ペイント」で、好きな色を使って、文字入れした後、背景色を塗りつぶします。
その後、上書き保存します。
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「Padie」で、1677万色を、30〜100色に減色します。
その後、bmp形式で保存します。
               ↓
「ペイント」で、減色した画像を開き、gif形式で保存しなおします。
               ↓
「かんたん透過くん」で、上のgif画像を開き、背景色を透過します。
その後、名前をつけて保存します。(gif形式)
*「Padie」、「かんたん透過くん」のダウンロードの仕方
-- 文字入れの仕方 --
1.「ペイント」を起動して、「ファイル」「開く」で、文字入れしたい画像ファイルを、開きます。 このとき、「ファイルの種類」は、「すべてのピクチャファイル」にしてください。
          ↓
2.「ファイル」「名前を付けて保存」で、ファイルの種類を「24ビット ビットマップ形式」にして、仮ファイル名で保存します。
これで、色数が1677万色になりました。

          
3.ツールバーで、「テキスト」ボタンをクリックし、貼り付けの仕方を選びます。
          ↓
4.カラーボックスで、文字色を選択します

          ↓
5.ドラッグして、文字入力の範囲指定をします。
          ↓
6.書式設定ダイアログが開くので、文字の大きさ、フォントを指定します。(ダイアログが開かないときは、メニューバーの「表示」→「書式バー」をクリックしてください。)

          ↓


7.「4」で、範囲指定した枠の中を、クリックし、文字入力します。
          ↓
8.カーソルが矢印になったときに、ドラッグすると、文字を移動することができます。
          ↓
9.他の場所をクリックすると、文字が確定されます。
          ↓
10.次に背景色を塗ります。「塗りつぶし」ボタンをクリックします。
          ↓
11.カラーボックスから、画像の中に使われていない色を、選択します。
   (例:ここでは黒を選択しました。)
          ↓
12.ボタンの背景色の部分を、塗りつぶします。
          ↓
13.「ファイル」→「上書き保存」をします。
-- 減色の仕方 --


16「Padie」を解凍したフォルダ内の「Padie.exe」を、
ダブルクリックして、「Padie」を起動させます。

          ↓

17.bmp形式で保存した15の画像ファイルを開きます。

          ↓
18.「編集」「減色」でダイヤログが開くので、パレット作成で、「任意の数」を、48〜32色くらいに設定して、減色します。

19.新しく減色された画像ができますので、元の画像を比べてみて、もし、色が変になっていたときは、「任意の数」を、増やしてやりなおしてください。
          ↓
20.新しく減色された画像を、「名前をつけて保存」で、bmp画像ファイルとして、保存します。
          
21.ペイントで、20で保存した画像ファイルを開き、「名前をつけて保存」で、gif画像ファイルで保存しなおします。
減色について
bmp画像からgif画像にするには、1677万色から256色に減色しなくてはいけません。
しかし、ペイントは、bmpからの減色がおそろしく下手です。
そこで、減色するためのソフト「Padie」を、使います。
それでは、「Padie」を使わないとどうなるのでしょうか?上のボタンで比べてみましょう。

「Padie」を使って減色した画像  ペイントで減色した画像

2.0KB

拡大図

3.5KB

拡大図

違いは、一目瞭然ですね。めんどくさいけど、その分きれいになります。試してみてくださいね♪

-- 背景色の透過の仕方 --
22.「かんたん透過くん」を解凍したフォルダ内の、「かんたん透過くん」のアイコンをダブルクリックして、「かんたん透過くん」起動させます。
          ↓
23.メニューバーの「ファイル」→「開く」で、21で保存したgif画像ファイルを開きます。
          ↓
24.透過させたい色の部分を(ここでは、黒の部分)、クリックすると、透過された画像が表示されます。
          ↓

25.「ファイル」→「名前を付けて保存」で、正式な名前を付けて保存してください。
これで、終了です。

※注2;GIFの透過について
1996年、米ユニシス社がGIFのLZW特許に対して、「フリーソフトに対しては、特許料を徴収しない」との前言を翻し、フリーソフトに対しても、特許料の徴収を開始しました。いわゆる「GIF問題」です。その流れで、Win98では、ペイントの透過処理を保存できていたのが、現在、できなくなっています。
ただ、2004年6月に日本でもユニシス社の特許の有効期限が切れましたので、GIF画像の透過処理ができるフリーソフトも、復活してくると思います。


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